生地刺繍デザイン

刺繍

刺繍刺繍は、スカジャンの大きなポイントの一つです。この刺繍の出来が、スカジャンの出来を左右するといっても過言ではありません。

ここでは、そんな重要な部分と考えられている刺繍の技法にスポットを当てていきます!スカジャンの刺繍には、一体どのような技法が使われているのでしょう?


手刺繍

手刺繍とは、職人さんによって一つずつ施されていく刺繍技法のことをいいます。ミシンは使いますが、手刺繍はものすごく時間と手間がかかります。

手刺繍の場合、同じものをいくつも作ることができないので、一つ一つの刺繍には様々な表情があり、絵柄にリアルな動きが生まれるんですよ!この手刺繍には、ハンドステッチやハンドスモッキングなど数種類の技法があります。

その中でも、スカジャンの刺繍によく用いられるのは、手振り刺繍というものになります。別名を横振り刺繍とも言い、専用の横振りミシンを使います。

針が左右に動く横振りミシンを使い、 図案を見ながら、職人の手で直接生地に絵柄を起こしていく日本独自の技法で、主に和装に使われています。

手振り刺繍の作業工程

どのようにして、スカジャンに刺繍が施されていくのでしょう?ここで、手振り刺繍の作業工程を紹介していきたいと思います。刺繍の質は、職人さんの腕にかかっています!

「ジャガード刺繍」

コンピュータプログラムでミシンを動かして、それによって刺繍を施していく技法のことをいいます。刺繍業界では、その自動ミシンのことを「ジャガード刺繍機」と呼んでいます。

フラワーまた「コンピュータ刺繍」という言い方をすることもあります。「ジャガード刺繍」は、縦糸と横糸で模様を織り上げていきます。複雑な絵柄に向いている技法と言えるでしょう。全体的にしっかりとした仕上がりになり、織りの組織にある様々なバリエーションが特徴的です。

今までは手振り刺繍が多かったスカジャンですが、この技法が誕生してからは「ジャガード刺繍」もよく見かけるようになりました。「ジャガード刺繍」だと一度に大量生産できる点が、手刺繍とは違いますね。この技法にも色んな種類があります。

「ステッチ刺繍」

針目、糸目の美しさが特徴的になる刺繍です。糸の種類や直線・曲線など、ステッチのやり方を変えることによって様々な表情を見せてくれます。

「スカラップ刺繍」(スカラー刺繍)

生地の端を半円型にして刺繍止めしたものです。多くはスカートの裾などに施されるもので、スカジャンには使われません。

「ドロン刺繍」

特殊針を使って、生地目を上下左右に引き広げて穴と刺繍糸で、模様やロゴを作っていく刺繍です。

ジャガードって何?

上の項目で「ジャガード刺繍」の説明をしましたが、そもそも「ジャガード」とは何のことなのでしょう?ジャガードは、織り機に使われる開口装置の一種になります。

フランスの機織り職人ヨセフ・ジャカール(Joseph Jacquard)の名前に由来している、この装置が付いた織り機には紋紙(もんがみ)を使うため、一般的には紋織り機と言われています。

紋紙とは…?

紋紙はカットペーパーや、パンチカードとも言われます。短冊状のボール紙にたくさんの穴がいくつも開いていて、その穴は紋柄を織り出すためのデータになっています。ジャカード部分に連動させ、織り機と縦糸の上下をコントロールしていきます。
最近は、紋紙ではなく、パソコンを使うことも増えてきました。